眠るときに見えた、「修行者」の小我のせわしなさ
ある何でもない夜、ベッドに横たわっていると、雑念が飛び交い、感情が波打っていた。
そのとき、せわしなく動き回る小さな自我が見えた。絶えず新しい指示を出している。「こうするべきだ、呼吸を整えるべきだ、感情や苦痛と自分を同一視するべきではない、思考は君ではない、雑念は君ではない」などなど。「私の言うことを聞け。私こそが『本当の私』だ」。
このとき、「私」は気づいた。君は「本当の私」ではない。ただの「修行者の小さな自我」だ。
そして「私」は、思考がさらに飛び交い、混乱していくのを見た。でたらめで、筋の通らない、超現実的な意識の流れが次々と切り替わり始めた。わかっていた。私の脳はもうひどく疲れ切っていて、眠りと目覚めのあいだの、夢うつつの時間に入ろうとしているのだ。
シャットダウン。